中古住宅 世界の常識は? |
■住宅の平均寿命 |
日本 |
44.9年 |
アメリカ |
70.9年 |
フランス |
91.6年 |
イギリス |
142.9年 |
ドイツ |
141.0年 |
資料:国土交通省 |
■中古住宅流通量の割合 |
日本 |
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アメリカ |
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フランス |
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イギリス |
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全住宅取引量に占める中古住宅流通量の割合
資料:国土交通省 |
欧米では中古住宅市場が確立している。古いものを大切にする文化、また子供の成長やライフスタイルに合わせ、住宅も買い替えていくなど、住宅に対する考え方が日本とは大きく違います。
日本では新しい住宅が主流ですが、欧米では70〜86%が中古住宅の市場です。
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世界の中古住宅の価格は?
日本では |
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アメリカでは |
今は 3000万円
20年後は タダ同然
日本の注文住宅の建築費
(土地代を含まない)は2800万円 |
20年前 15万ドル
今では 50万ドル
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日本人がやっとの思いで住宅を購入しても、土地を除いた建物の価格は数十年で限なくゼロに近づく。木造住宅は20〜22年、鉄筋コンクリートでも47年で税法上の法定年数がきます。耐用年数が過ぎても住めなくなるわけではありませんが、市場ではゼロ評価になってしまう。
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日本の住宅の寿命はなぜ短いのか? |
◎第二次大戦で大都市の建物の多くが焼失 |
◎日本は戦後、住宅不足を解消すべく、量の拡大をめざしてきた。 |
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これまで短期で壊された建物の多くは、高度成長期までに建てられた低水準のものが多い。
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日本以外の国では家の寿命が長く、住宅が資産になるのはなぜか? |
アメリカでは
欠陥や偽装工事を防ぎ、建物の品質を確保する「コンストラクション・マネジメント」や、民間(ホームインスペクター)と政府による徹底検査などの管理体制が確立している。
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イギリスでは
政府公認のビルディングコントロールオフィサーは建築計画の全工程をチェックする。
地域全体の住宅や景観を美しく保つことで、個々の住宅の価値を高めるケースもある。
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ドイツでは
住宅のエネルギー認証制度が導入され、省エネ度をランクづけされる。賃貸・売買の住宅はすべてランクづけされるため、ランクの高い物件の需要が高まり、価値も上がる。
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今後訪れる人口減少・高齢化社会などにより、国も中古住宅を重視する方向である。また、住宅の質も徐々に改善され、寿命も延びると予想される。
価値観も多様化する今日、欧米のようにライフスタイルに合わせ、住宅を変えていく、そんな柔軟性を持つともっと快適な住まい方が見つかるかもしれません。
そのためには、損のない中古市場の目利きが必要になります!
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しかし、流通する中古住宅の欠陥や老朽化を見抜いたり、耐震問題やアスベストなど、建築のプロでないと分からないようなリスクも潜んでいます。 |
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不動産のプロと建築のプロが同行し、現況の細かなところを検証しながら、納得して購入できます。木造住宅耐震診断士、住宅耐震・リフォームアドバイザーの建築士がサポートいたします。
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木造住宅耐震診断士とは
耐震診断に必要とされる診断の実施方法及び構造等の技術的評価方法を習得した建築士で、実施方法や評価方法を統一するため、講習会を実施し、茨城県知事が認定した建築士です。 |
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住宅耐震・リフォームアドバイザーとは
木造住宅耐震診断士の資格を持つ建築士を対象に、リフォームに関する専門的な講習会を実施し、リフォーム全般に習熟した建築士を養成し、茨城県知事が認定した建築士です。 |
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